Virtual朦朧

なんでも書くぞ!ツイッターの呟きが長文になったものと大きな変わりはありません。

辛い食べ物のはなし

 辛いものがめちゃくちゃ得意というわけではないが知り合いよりそこそこ食べられる人による個人の考えの記事です。今から書くことに根拠はありません。メモ程度のことを書いているので、ぐちゃぐちゃです。


 辛いものが好きになって、もう何年だろうか。ピリ辛から始まり、最近では蒙古タンメン中本の北極(ただしお店に行ったことはなくカップラーメン)を朝食として食べても平気でいられるようになった。お腹を壊したりすることもない。

 私の周りの人は多分、比較的辛いものが苦手な人が多い印象だ。私が食べた辛いものの話をするよう頼んでくるので、最近はこれを食べたとか、こういうソースを買ったので料理に入れただとかのエピソードを報告すると、意味がわからないとでも言いたげな表情で別の話に切り替える。せっかく話したんだからそんな反応ないでしょうと思うけど、確かに私でも、私の苦手な食べ物の話を楽しげにする人の話をうまく広げられる気はしない。なのでまぁ、仕方がないと思う。


 辛いものを食べていると、私は「美味しい辛い味「なんだかすごい辛みの二つを感じていることに気がついた。閻魔様のイラストが描かれた、「ペヤング焼きそば極激辛」は、食事として人を楽しませる気はあるのだろうかと疑問に思うほどの「なんだかすごい辛み」がした。でも買ったからには食べようと思って食べた。その
辛みはなんとも形容し難い"無の味"だった。極激辛に対して、味についてのそれ以外の感想は全く覚えていない。ただ、刺すだけ刺してなにも残していかなかったな〜と思ったことだけは覚えている。


 自分が耐えられる辛さとは、その"無の味"こと「なんだかすごい辛み」が、辛いものの味のなかでどのくらいを占めるかと関係していそうだなと自分の中で考えた。

  今まで食べてきた辛い食べ物における「美味しい辛い味」:「なんだかすごい辛み」の比率(割合?)を考えるなら、極激辛が1:9、北極が6:4、CoCo壱番屋の何辛だか忘れたけど辛さを増してもらったカレーは7:3、それ以外の辛い食べ物は9:1とか、そんな感じだと思う。

 この割合の数値がどうなるかを考えることで、自分が耐えられる辛みや、美味しいと思える味の限度をなんとなく想像できる気がする。

 先ほど、「なんだかすごい辛み」は"無の味"だと言った。味がないのではなく、無の味がする(美味しい辛い味はきちんと美味しい食事としての味があります)。無の味のイメージは、丸くて、少しぼやけていて、限りなく黒色に近い灰色のもの。

 

 私は甘いものがそこまで得意ではなく、ショートケーキも半分でもういいやとなってしまう。これも、甘い食べ物版の"無の味"や、「美味しい甘い味」や「なんだかすごい甘み」があるのだろうか。モンスターみたいな甘さのスイーツを食べたことのある人がいたら、是非聞いてみたい。そのときは、私の辛い食べ物の話もきいてほしい。